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“苦言は薬なり、甘言は病なり” 

2010.03.12[金] タカラレーベン・・・ライツイシューはツライッシュー?

お疲れ様です。


先週の金曜日(3月5日)に東証一部のタカラレーベンがライツ・イシューの開示を行いました。

「新株予約権無償割当て(ライツ・イシュー(ノンコミットメント型))に関するお知らせ」

この中で「当該資金調達方法を選択した理由」として、一番目に「株主の利益の保護」が挙げられています。

株主の皆様の保有する株式数に応じて本新株予約権が割り当てられるため、本新株予約権を行使することによって、持分の希薄化を回避することが可能となっております。


ところが開示後の株価は急落してしまいました。

タカラレーベンチャート

株主の利益の保護に配慮したはずなのに、株主には嫌気されてしまったようです。

この「お知らせ」には、後ろに7ページに及ぶQ&Aが掲載されています。
この中で「仮に」として権利落ち後の基準値段を449円とする計算が載っています。
上のチャートを見ると450円近辺で推移していますが・・・まさかですよね(笑

しかし、こんな事が書かれているエントリーも見かけました。
セミナーをやられたりや著書もある投資ブロガーの方のエントリーです。
(あえてリンクは張りません)

 3/31日段階での権利保有者に対して、1株あたり1個の新株予約権を、行使価額300円で発行するとのことです。金曜日終値段階の株価は559円で、なんと259円もの開きがあります。

 ここで大株主が増資に応じるかどうかですが、所有株数をこれ以上増やす必要がないと考えれば、大きく2つの選択肢があります。

1. 300円に下落するまでに所有株数を半分売る。その売ったお金で新株予約権
 を行使して株数を元に戻し、余った差額を懐(ふところ)に収める。
2. 新株予約権を市場を通じで売却し、そのお金を懐に収める。

1.の選択肢の方が利益が確実に見込めます。2. の場合は、新株予約権の売買時の株価により、大きく利益額が左右されます。特に株価が300円を大幅に切ってくると、利益は0近くにになります。

2. はまあいいとして、1. で利益が見込めるというのは明らかに間違いです。
(理屈じゃないのかもしれませんが・・・)


ところで、10日にライツ・イシューではない
「株主割当による新株予約権発行に関するお知らせ」
を発表した東証マザーズのYAMATOは、発表翌日ストップ高とあいなりました。。。

YAMATOチャート

まあ、コチラはイロイロとありますんで・・・ということで。


(続く)
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